「先生と相性が合わなければ、何回でも交代できます」はメリットなのか?

 

つくば市学園の森アットホームな少人数制個別指導塾
つくば学習塾ジュエルプライドの柏倉です。

 

 

★何回でも交代できるは、個別指導塾や家庭教師側にとって都合のいい言葉


「先生と相性が合わなければ、何回でも交代できます」

大学生のアルバイト先生が教える、
個別指導塾や家庭教師のチラシでよく使われる売りの1つです。

「それならウチの子と相性の合う先生が見つかるかも!」
と思われるかもしれません。

 

先に結論からお伝えしますが、

この言葉は、ご家庭にとってメリットのように見えて、

【個別指導塾や家庭教師側にとって
 都合のいい言葉として使われている側面もある】

 

というのが10年以上教育業界を見てきた、私の考えです。

 

 

★「何回でも交代できる」は、裏を返すと「先生に自信がない」ということ


「先生と相性が合わなければ、何回でも交代できます」


という言葉を見るたびに

「この塾・家庭教師が割り当てる先生には自信がないんだな・・・」

と思っています。

私は思うのですが、先生の実力に本当に自信があるならば、

「相性が合わなければ、何回でも交代できる」
という言葉が出てくるでしょうか?

・・・・・・・
ウチの先生たちは、どの先生も数か月間、
ハイレベルな研修を受けており、
学習指導も、生徒指導も一流です。

お子様に相性ぴったりの先生を
自信を持ってご紹介できます。

どうぞ安心してお任せください。
・・・・・・・

言葉は適当に考えましたが、
自信があればこのような感じになるのではないでしょうか?

 

本当に先生に自信のある塾・家庭教師は、
交代のような言葉は、どこにも書くことはしません。

 

 

★そもそも先生は頻繁に変えるものではない

 

そもそも先生は1人1人教え方・考え方が違うので、
勉強に苦手意識がある子ほど、

新しい先生の今までとは違う教え方に
無用なストレスを感じ、
ますます混乱を深めることになります。

さらに、今までの指導の流れが断ち切られ、
学習理解がゼロに戻るどころか、
むしろマイナスに作用することもあります。

このような理由から、先生は特別な理由がない限り、
頻繁に変えてはいけないものです。

 

 

★実際はそんなに簡単に交代をさせてくれない

 

塾に先生が多く所属していない場合、
実際にはそんなに簡単に交代をさせてくれません。


数多く所属していたとしても、大学生活が忙しく、
週1,2回しかシフトに入れない先生も多いです。

「先生たちが忙しいから、数多く所属している」
と逆に考えても、分かりやすいかもしれませんね。

そういった理由で交代以前の問題として、
個別指導塾はコロコロ先生が
変わりやすいのが実態です。


★先生が数多く所属しているように見せている
 

ちなみに、本当に実力のある先生は、
すでにコマが埋まっていて、交代をお願いしても
割り当てられることは、ほとんどないでしょう。

 

家庭教師も半年待ち、1年待ちの家庭教師の先生が、

全国にはゴロゴロいる一方で、
 

籍だけ置いていて、
実際は幽霊家庭教師も多いということを
知人の家庭教師から聞きました。

チラシ等ではそういう先生の数も含めて、
数多く所属しているように見せているのだそうです。


 

★先生は交代されないような授業をするようになる
 

次に先生側の立場で考えてみましょう。

 

先生たちは、交代させられると
稼げなくなりますから、

 

1度でも交代させられた経験のある先生は
次第に交代されないような

授業をするようになるでしょう。

 

そこに責任が生まれますでしょうか?

 

生徒の立場で考えると、勉強が苦手なお子様ほど
勉強に負荷をかけない先生で雑談が多い先生を好みます。

 

先生は交代させられないように生徒に負荷をかけず、

生徒も負荷をかけない先生でラッキーと思う。
お互いブレーキを踏んでいて、成績は上がるでしょうか?



★では授業参観で親が先生を見ればいいのでは?
 

大手個別指導塾の場合、

子どもの担当の先生に直接話を聞こうにも、

 

90%以上の先生が大学生アルバイトのため

保護者対応は教室責任者の社会人の先生が出てきます。

 

授業参観などもってのほか、

担当の先生には保護者は直接接触してはいけない

というルールが存在する塾もあります。

 

理由はご想像の通りです。

授業を気前よく見せてくれるところは
誠実で信頼がおけると考えてもいいでしょう。



 

★授業コマを埋めることが優先なため、子どもとの相性は2の次


個別指導塾や家庭教師の先生の割り当ては
先生の曜日や時間の都合や、時期によっても変わるので、
運の要素も強くなってきます。
 

塾や家庭教師は教育のプロとして、

生徒の性格・学力にある程度合わせることができる
先生を揃えていると思うでしょうが、

教室責任者は授業コマを埋めることを優先して考えるので、
子どもとの相性は2の次で、

まずは先生を生徒に割り当てるのが仕事となります。


★実際に交代すると気まずい
 

システム上交代可能でも、

実際に交代の申し出はかなりの勇気を伴うはずです。

 

言えたとしても、個別指導塾の場合、

交代させた先生と塾内で顔を合わす場面もあるでしょう。

その気まずさは避けられません。

 

★交代は、先生と子どもの相性があまりにも合わない場合だけ

 

あまりにも先生が子どもと相性が合わない場合は
遠慮なく交代を申し出たほうがいいと思いますが、

子どもの意見だけ、担当の先生の意見だけ、
責任者の意見だけ、親の思い込みだけで
感情的に判断されないことをおすすめします。

 

思い込みからくる誤解もあるでしょうし、

生徒、先生、保護者がそれぞれ
相手やシステムに合わせようとしたり、

顔を合わせて話をするからこそ、
良好な関係が気づけるという部分もあります。

迷っている方は、
以上のような実態を理解・想定した上で、

お子様がハッピーになる選択をしてくださいね。

 

今日もブログをお読みいただきありがとうございました。