残念ながら不合格になってしまった教え子の話

つくば市学園の森アットホームな少人数制個別指導塾
つくば学習塾ジュエルプライドの柏倉です。
 

 

★残念ながら不合格になってしまった教え子の話

 

私は2015年、独立後高校受験で初めて
不合格者を出しました。

 

残念ながら、不合格になってしまった生徒は、

 

「不合格になって初めて、こんなにしんどい思いになった」

「受験勉強で人生で初めて本気になった」

 

と言っていました。

 

彼は挫折を知りませんでした。

人生で一度も本気になったことがないからです。

(彼自身が言っていました)

 

「勉強はしたくないけど、志望校に受かりたい」

というのが彼の口癖でした。

 

受かりたいのに、
ゲームやパソコンが依存になっていてやめられない。

最終的にゲームやパソコンは私が預かりましたが、
預かったら預かったで、そういう子は
違う遊びを探すものです。

そしてそれに溺れる毎日。
(こうなってしまっては大変なので、

 スマホ・ゲーム依存にはくれぐれもご注意ください)


親も先生も、本当に何度お説教したか分かりません。
実際に退会勧告も何度かしました。

本人も怠惰な生活の自覚はしていましたし、
何とかして変わりたいという気持ちがあったので、
厳しいことを言われても、くらいついてきました。

そんな彼を私も見捨てず、
根気強く指導を続けました。

 

夏頃からじわじわとエンジンがかかり始め、

本気になったのは受験直前。

 

毎日のように塾に来て勉強していましたが、
圧倒的努力不足は明らか、志望校の偏差値は実力より上。

 

「みんな積み重ねてきてるんだ、不合格を覚悟しろ」

ということは伝えていました。


親も本人も不合格だったら仕方ない
という覚悟での受験。
 

当然、私の力不足もありますが、

直前にかかったエンジンで合格を勝ち取れるほど、

受験は甘くありません。

 

どんな合格率の高い塾の先生でも
魔法使いではありません。

受験をするのは本人です。

本人が努力をしなかったら、
結果は出せないのです。

その学校を受けさせないという進路指導をすれば、
合格率90%以上は維持できました。

でもその子は、その学校にしか行きたくなかった。


塾として、合格率を下げない選択をすることよりも、
先生として、可能性は低くても、本人の希望を叶えてあげたかった。

不合格だとしても、本気で目標を目指したことは
その子にとって人生の財産になる。

そう考えたので、全力で応援しました。

 


★人生を変え、幸せになるための不合格

私は何よりも勉強や受験を通して、
本人が成長することを考えています。

【自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとる】

この自立力は、社会に出た際に
確実に大きな武器になるからです。
 

不合格だったからこそ、その反省や後悔で

彼は、不合格が分かった後の3、4月も
毎日のように塾に来て朝から夜まで長時間勉強していました。

 

「気づくのが遅すぎる」と思う人もいるかもしれません。

しかし、人より本気になるのが遅かったからこそ
自分で気付けたのです。

 

不合格という結果は残念でしたが、

そのおかげで彼は大切なことに気づき、

たくさんのギフトを手に入れてくれました。

私立高校入学後も、
彼はテスト前は学校に1人残って、
テスト勉強をしているそうです。

 

 

★不合格は失敗ではない

 

不合格だとしても、
何も恥ずかしいこと、情けないことなどありません。

不合格は失敗ではないからです。

 

失敗とは
【やればできるかもしれないことに挑戦しないこと】
を言います。

本気で努力してきたカッコいい姿は、
家族、友達、塾のみんなが知っています。


「失敗は成功のもと」という言葉があるように、
 

本気で目標を目指したことは

その子にとって人生の財産になり、

合格よりも不合格から学べることが多いことも確かです。
 

 

★第一志望に受かったのに、退学する生徒だっている

 

合格を手にしたら、

その学校に心から通いたかった人の分まで
頑張ってくれると嬉しく思います。


安易に私立推薦で合格し、

入学までに遊びほうけて中学、高校、大学で堕落していく生徒は

毎年少なくありません。


ギリギリの成績で志望校に受かり、
学校の授業についていくのが精いっぱいで

「こんなはずじゃなかった」と感じながら、
苦労して通っている生徒もいます。

せっかく第一志望に受かったのに、
退学する生徒だっているのです。

 

 

★挫折というのは人生を変える大チャンス

 

事実として、世の中の成功者は必ず挫折を経験しています。

挫折というのは人生を変える大チャンスなのです。

今後の人生において、この経験を生かし、
チャンスをつかむために大事なことは

・自分の実力不足、そして不合格という現実を受け止めること。
・やってきたことに反省をしても、後悔はしないこと。
・自分、他人を責めないこと。
・落ちてしまった学校を恨まないこと。
・サポートしてくれた家族・環境に感謝すること。
・次の目標は必ず達成すると決意すること。


どこに行ったかではありません。

行った先で何をし、どれだけ頑張るかです。

 

受験の合否で人生全てが決まるものではありません。

その時は落ち込みますが、必ず時間が気持ちを軽くしてくれます。

 

落ち着いたら、
進学先で輝く未来を作っていくことだけを考えましょう。
 

 

 

【今、子どもが健康で元気に生きている】


それが何よりも大切で、尊いことです。

受験の合否よりも。

 

 

今日もブログをお読みいただきありがとうございました。